3月23日(日)のキッチンイベント「手ごねパンづくり教室」では、「米粉入り和風ピザ」と「道明寺桜餅」を作りました。パンづくりとしてはちょっと異色でしょうが、春3月、桜便りの季節にふさわしく、「和」風味たっぷり。
この道明寺桜餅、東京ではわざわざ指定する必要がありますが、関西では「桜餅」と言えば道明寺に決まっています。道明寺粉は、もち米を蒸して乾かしたホシイを粉にしたものなので、熱湯を注げば即食べられる状態になります。というわけで、ピザづくりの合間にたちまち仕上がりました。見ているだけで、「春」が立ちのぼりますね。えッ、食べないと感じない?

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ダイダイ、漢字で書くと「橙」、これを大量にいただきましたが、お正月の飾りに使う位で、まさか食材になるとは思いも寄りませんでした。事実かじってみると(もちろん皮でなく、実の方です)、まずい、まずい。とても食えたものではありません。ところが、これでジャム(マーマレード)を作ってみたら、ちょっと苦みのあるのが大人の味で、非常に美味なのに感激、色も鮮やかで美しい。かくてジャムづくりの日々を過ごす羽目になりました。お分けした人々も、異口同音に珍しい、おいしいとのことなので、疲れましたが満足です。
ちなみに、柑橘類のジャムをマーマレードと称するとのこと。ですから、「だいだいジャム」でも「だいだいマーマレード」でもよいようです。「だいだい色」と云う位ですから、結構ポピュラーだったのでしょうか。