一転冬を思わせる寒い一日、「手ごねパンづくり教室」イベントの室内は、皆さん、パンダに似せようと格闘、すっかり寒さを忘れました。食パンの切り口がパンダの顔の形になるように、3色の生地を組み合わせる、その成型が難しい。発酵、焼成の過程で変形を免れないので、いわば運も大いにありそう。でも、この仕上がり、パンダに見えるでしょう(!?) パンダですから、少々狂ってもご愛嬌でしょう。
ちなみに、有名な金太郎飴も仕組みは同じようです。色んな形に挑戦したら面白いでしょうね。ご苦労様でした。

久しぶりのパンづくり教室、このところ雨続きでしたが、今日は奇跡的に晴れて夏の暑さ。今回は「ベーコンエピ3種」がテーマです。手慣れた方が多く、にぎやかに進行しました。
ところで、小生このところ頓に視力が落ちたせいか(むしろ頭か?)、メールで送られてきた原稿の「エピ」を「エビ」と読み誤り、「エビ3種」で募集案内を出してしまいました。でも材料の欄に、ベーコンと大葉、チーズと3種類揃っているのに、「エビ」が出てこない! 何か間違っているのではないかと、講師に問い合わせたら、「エピ」はフランス語で、「麦の穂」の意味だとのこと。うーん、フランス語! 皆さんはご存じでしたか?
今日出来上がりを見ると、確かに「麦の穂」状、こんがり小麦色、三角にとがったところが魅力的だと思いました。終わって試食会、次回の紹介とのことで、「パンダパン」が登場しました。うーん。
春の桜まつりに続く夏のイベント、夏が旬の出世魚、スズキをメインに味わい尽くそうというイベントです。梅雨も中休み(?)で暑い暑い、暑気払いに恰好です。前日に活け締めのスズキを築地で仕入れ、例によって勘蔵さんの手で、洗い・刺身・塩釜・アラ汁と余すところなく調理、すっかり堪能しました。味は淡泊、姿に似合わない上品さでした。勘蔵さん、ほんとうにご苦労様、皆さん感謝です。

お花見も終わって4月10日、第45回のキッチンイベント「手ごねパンづくり教室」を実施しました。寒暖定めないこの頃ですが、今日は暖かく、久しぶりにドア・窓を解放してのイベント、気分も和みます。題して「パン・オ・セーグル フィグランジェ&クリームチーズビーンズ」、要は、ライ麦粉の生地に色々な具材を入れて、その風味を楽しむというものです。複雑な名前の割にはそれほど難しくはなく、みなさん結構な仕上がりでした。
